「Nuxt.jsビギナーズガイド」を読んだ
ちょっとした仕事でNuxt.jsを触ることになりそうだったので「Nuxt.jsビギナーズガイド」をサクッと読んでみました。
Nuxt.jsビギナーズガイド―Vue.js ベースのフレームワークによるシングルページアプリケーション開発
- 作者: 花谷拓磨
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2018/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本自体はタイトルに書かれているとおりにNuxt.jsの初心者向けの本ではあるのですが、対象読者としてはある程度Vue.jsを触ったことがあることを想定した形で書かれています。
ざっくり流れとしては、「Nuxt.jsとは」という話から始まり、Nuxt.jsを使った小規模な開発、中規模なアプリ開発、テスト、デプロイといった流れで話が進んでいきます。
感想
全体的に平易にかかれていて非常に分かりやすかったです。
個人的に読んでいて面白かった部分はNuxt.jsを利用するべきではない場面が書かれていたことでした。こういったフレームワークを解説するような本だと概ね使う上でのメリットが書かれているものですが、それに加えて利用するべきではない場面という形でデメリットも書かれているので、「流行っていて軽く触ってみて便利だから使ってみる」みたいな形で流されることもなくなるので素晴らしいと思いました。
上記に加えてサンプルコードも豊富ですし、テストの書き方も書かれているのである程度Vue.jsを使ったことがある人が読む分には素晴らしい本だと思いました。あと普段はReact/Reduxのコードを読んでいる機会が多いので、Vuexではこう書き方をするんだなという驚きもあって面白かったです。