echoでCORS対応する場合にpreflightリクエストの処理をどこでしているか調べてみた
昨日「Web API: The Good Parts」を読んで、APIを実装する場合の基本的な部分をおさえてみようということでCORS対応について色々確認してみてます。
net/httpで実装するのであれば、該当するhandler内部でMethodのチェックをして、OPTIONSならそのまま返す、みたいなことをしてやれば良い訳ですが(もしくは、リクエスト受けるときにそのままチェックしてやるとか)、echoでやる場合にはどうしたらいいのかと思って確認してみました。
echoでCORS対応する場合は、middlewareにCORSがあるのでそれを使ってしまえばいいと思います。サンプルコードも公式にあります。
ただ、どこでOPTIONSのチェックをしているのかと思ったのでソースコードを漁っていたら、middleware/cors.goのCORSWithConfig内部でやってました。
echo/cors.go at master · labstack/echo · GitHub
OPTIONSについても、Access-Control-Allow-Methodsに付加すると思ってたんですが、普通にチェックするだけでいいんですね。
「Web API: The Good Parts」を読んだ
新しいことばかりに目を向けすぎていて、今現在活用されている技術についての理解が不足しているなーと思ったので、最近は既存技術の根っこみたいな所を集中して勉強するようにしています。
そんな中でWeb APIは大抵のサービスで活用されているものであり、この所のモノリシックなアプリケーションからマイクロサービスへの移行が各所で進み始める中で、APIについて理解することはより大切であろうと思ったので「Web API: The Good Parts」を読んでみました。
- 作者: 水野貴明
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: 大型本
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細かい内容について言及するのは引用の域を超えそうなので、大まかな部分と感想だけ。
本の流れとしては、Web APIとは、といった所から設計・運用であったり、HTTPの仕様についての解説からどういった使い方をすべきか、またはWeb API自体のセキュリティについて言及されています。
私自身は、今まで働いてきた中で何度かAPIの実装や改修などは行ってきましたが、エンドポイントを追加する時などは特に何も考えず、「これの方がAPIっぽい」みたいな形でやってました。実際、これ自体は既存のAPIに似せた形で作ろうという考えだったので、考え方自体は間違っていなかったかも知れないですが、結局の所、曖昧な考えを元にしていたのでもやもやしていました。
「Web API: The Good Parts」では、毎回の項目でAPIの細かい部分について説明しながら、既存の有名なプロダクトのAPIと比較などを行いつつ、選択するのに無難な方を理由を踏まえて説明してくださっていて、自身の曖昧な考えについて、「なぜそうするべきなのか」について明確な回答が得られたような気がします。
公開するようなWeb APIだけではなく、例えば普通のアプリケーションのAjaxで呼ばれる内部APIみたいなものを実装する場合にも参考になる部分は多いと思うので、何かしらWebサービスに関わる方は一読の価値があると思いました。
depでgoaを使う
久しぶりにgoaで遊ぼうとしていて、開発環境をdockerで作ろうとしたら、ハマったのでメモ。
goaの使っているgo.uuidのbreaking changeが原因でシンプルにdep ensure
で引っ張ってきても古いgo.uuidが取れてきてしまって、動かないのでGopkg.tomlで上書きする必要がある。
追記した内容は以下。依存で入ってきたパッケージを上書きするために、overrideにする。
[[override]] name = "github.com/satori/go.uuid" revision = "master"
TODOアプリにRedux足してみた
前回の続き。以下の本を読んでみたものの理解した気になれなかったので、自分の思うままに書いてみたりしてます。
React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで
- 作者: 穴井宏幸,柴田和祈,石井直矢,三宮肇
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上記の本では、まず、Reactで。次にReactとReduxで、最後にreact-reduxを使う書き方でTODOアプリが作られていたので、私も似たような感じで勧めています。前回はReactでそのまま書いたので、今回はReact + Reduxでやってみました。そもそもReduxの理解が曖昧だったこともあって、かなり本を参考にしてしまったので大分ソースが似てます。
ソースは以下
本でも書いてましたが、各componentにstoreを渡す必要があることが非常に面倒くさかったです。加えて状態を更新した際にレンダリングする方法でちょっと悩みました(普通にstore.subscribeでやればいいって本に書いてた)。
次はreact-redux使って書いてみようかね。
glideからdepに変えた話
前に自分の作ったライブラリのパッケージマネージャーをglideからdepに変えました。特に理由があってやったというよりは、そろそろdepに慣れておいた良さそうぐらいのモチベーションです。
dep自体が他ツールからの移行を想定しているので移行は非常に楽でした。Travis CIでの移行も含めてやり方は以下。
depの初期化
既にglideを使っているディレクトリで、以下のコマンドを実行。実行すると、glideの設定を読み込んで、depのファイルを吐き出してくれます。
$ dep init
Travis CIでdepを使うようにする
before_installでdepをinstallして、installで必要なパッケージのinstallをしてるだけです。楽でよいですね。
language: go go: - "1.8" - "1.9" before_install: - go get -u github.com/golang/dep/... install: - dep ensure script: - go test
まとめ
軽い気持ちで移行しただけですが、割りとさっくりできて良かったです。depは公式のツールなので、今後主流になっていくことを考えると(まぁvgoの話などもあるのでわからないですが)、次に何か作るときは最初からdepでやったほうがいいかも知れません。
Reactの勉強がてらによくあるTODOアプリを書いた
Reactの本を読みはしたものの、実際に自力で書いてみないと理解しないと思ったので適当に書いてみた。一応読んだ本にもTODOアプリの実装は書いてあったものの参考程度で基本的には自分で考えながら書いたやつです。なので、実装のやり方も一致しないはずだし、実装しているものも微妙に違うはず(多分)
React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで (NEXT-ONE)
- 作者: 穴井宏幸,石井直矢,柴田和祈,三宮肇
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あと、型ある方がいいかと思って、TypeScriptで書きました。書きやすくいいですね。
まとめ
まだ初心者も初心者ですけど、なんとなくReactを書くのは性に合っているので、もうちょっと勉強してみようと思います。まだReactでのCSSの使い方とReduxが良く分かってないので、題材は同じにして、次はそれぞれ考えて作ってみますかね。
「React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで」を読んだ
この所、暇な時はflutterを触っています。デフォルトでかなりの数のWidgetがあるので簡単なアプリならこれで十分だなーと思っている所です。そんななかで、flutterがReactの影響を多大に受けていることは公式のドキュメントでも言及されており、これは一度触ってみたらflutterの理解も進むかなと思って入門してみました。ちなみにフロントは苦手です。
読んだのは以下の本。章立てはamazonのページをご確認ください。
React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで (NEXT-ONE)
- 作者: 穴井宏幸,石井直矢,柴田和祈,三宮肇
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ざっくりとした感想
本の流れとしては、React・Reduxの説明から、Reactの細かめな説明、Reactで実際にアプリを作ってみて次にReduxを導入してみるという感じです。後半の方ではテストやSSRの話もされています。ざっと読んだ感想としては、React入門というよりは、React・Redux入門といったほうが自然かもしれません。とは言ってもReact初心者でもだいぶとっつきやすいので読んでみると良いと思います。
個人的にはそもそもFlux自体が良く分かっていなかったので、具体的な事例を踏まえて説明してくださっていた点は非常に助かりました。正直まだ理解したとは言えないですが。
まとめ
フロントの知識が全くないなりに楽しく読めたので個人的には満足です。読んで適当に満足しててもしょうがないので、サンプルのTodoアプリぐらいは自前で考えながら作りますかね。